テレワーク導入・実施に困ったら相談できる窓口・参考資料まとめ

場所に捉われずに働けるテレワークには、さまざまなメリットがあります。ITを活用したデジタル化の取り組みにも繋がるので、国や行政も支援を充実してきました。

しかしながら、「テレワークの導入を迷っている」または「テレワークを実施する価値がそもそもわからない」という方も多いのではないでしょうか?

そこで、この記事では、困りごとの段階別にテレワークの相談窓口と関連資料をまとめました。初歩的な質問から具体的な相談、補助金・助成金の申請相談まで受け付けてくれる各種の窓口を紹介します。

気軽に足を運べる浜松市内の機関もありますので、ぜひ参考にしてください。

目次

テレワークを導入したいが何から始めたら良いか分からない

テレワークの検討段階や開始直後の段階で、テレワークの導入や運用について悩みや質問が出てくることが多くあります。そんなときはテレワークについて質問・相談できる窓口を積極的に活用しましょう。以下に3件、ご紹介します。

テレワーク相談センター|テレワーク全般の質問を受け付け

テレワーク相談センターは、テレワークのお悩み全般について質問できる窓口です。メール・電話による相談には回数制限がなく無料で利用できます。

たとえば、以下のようなテレワーク導入・運用の質問や相談ができます。

相談内容の例

  • そもそもテレワークとは?
  • 社内でテレワークを普及させる方法とは?
  • 自社で使えそうなテレワーク関連の補助金はある?
  • 他社の導入事例を聞きたい!

そのほか、労務管理のオンラインコンサルティングも5回まで無料で受けられます。以下の電話番号やメールアドレスから問い合わせてみてください。

電話番号:0210-861-009(平日9:00〜17:00)
メールアドレス:sodan@japan-telework.or.jp

参考:在宅勤務をご検討なら|テレワーク相談センター(厚生労働省委託事業)

テレワークマネージャー相談事業|総務省認定の「テレワーク専門家」が助言

テレワークマネージャー相談事業を活用すると、総務省認定のテレワーク専門家(テレワークマネージャー)から無料で助言や情報提供などを受けられます。

Web会議・電話・派遣訪問の3つの方法が選べ、1回あたり6時間まで相談できます。相談回数に上限はありませんが、派遣訪問は1企業3回までの上限があります。

相談内容の例

  • テレワークを導入したときの効果を知りたい
  • テレワークを実現するITツールを選びたい
  • テレワークのトライアルを実施したい!
  • 現在行っているテレワークの改善点が知りたい!

相談を希望する場合は相談希望者登録画面から登録し、テレワーク専門家を検索、支援を申し込んでいただきます。

参考:総務省令和3年度 テレワークマネージャー相談事業

浜松商工会議所|地域のビジネスに通じ幅広い業種・テーマに対応

浜松商工会議所では、より気軽に相談できる窓口やお役立ちセミナーを運営しています。

具体的には、IT導入応援プロジェクトを立ち上げ、テレワーク環境の整備について登録企業に個別相談できる環境を整えています。そのほか、月に1回IT何でも相談会を開き、域内企業のテレワーク推進を細やかにサポートしています。

詳しくは、浜松商工会議所のセミナー・イベント情報を確認してください。

補助金・助成金の申請方法について専門家に相談したい

テレワーク関連の補助金・助成金に申請しようと思っても、「どの制度を利用すべきか分からない」「申請書の書き方が合っているか分からない」とお困りの方もいるでしょう。とくに初めての申請は、ハードルが高く感じられるものです。

浜松内にも、補助金・助成金の申請について相談に乗ってもらえる機関がありますので、ぜひ活用を検討してください。

浜松地域イノベーション推進機構|尖端的な産業や技術に強い職員がサポート

浜松地域イノベーション推進機構では、尖端的な産業や技術に強い職員がさまざまな補助金・助成金の申請をサポートしています。また、困りごとに応じて専門家の紹介・派遣をしてくれるので、具体的な相談も可能です。

たとえば補助金・助成金の申請をサポートしてもらいたいときは、中小企業診断士のような実務経験豊富な専門家から意見を求めるとよいでしょう。自社の事業内容や申請書類を確認してもらうことで、より洗練された計画書や申請書が作成できます。

派遣費用1回あたり16,500円
相談時間1回あたり3時間まで
派遣回数1案件5回まで
対象企業浜松市内に事業所を持つ中小企業など
実施期間〜2022年2月28日
申込方法相談内容を電話で問い合わせ:053-489-8111(平日8:45〜17:30)

参考:専門家派遣|経営・知財・技術相談|支援メニュー|公益財団法人浜松地域イノベーション推進機構

浜松商工会議所|地域のビジネス全般に通じ幅広いテーマに対応

浜松商工会議所では、補助金・助成金の活用について全般的な相談に乗ってもらえます。

とくに、補助金・助成金の申請について相談したいときは、中小企業診断士との無料の個別相談会がおすすめです。補助金・助成金制度の情報から申請書や計画書の書き方まで、専門的な相談に乗ってもらえます。

派遣費用無料
相談時間1回あたり1時間
派遣回数限度なし
対象企業浜松市内に事業所を持つ中小企業など
実施期間~2022年1月31日
申込方法原則事前予約(空きがあれば当日予約も可)
予約フォームから申し込み
・電話予約:053-452-1115(平日8:45〜17:30)
FAX申込書で予約

参考:中小企業診断士による個別相談/浜松商工会議所

行政書士・社会保険労務士|公的文書作成のプロに依頼

行政書士事務所や保険労務士事務所の中には、補助金・助成金の申請代行を行っている場合があります。いずれも官公庁向けの文書作りを専門とするプロなので、申請効率を高められるでしょう。

行政書士と社会保険労務士では、依頼できる代行業務が異なるので注意が必要です。

  • 補助金申請→行政書士
    行政書士:官公庁に提出する書類作成や手続きを請け負い、補助金申請にも対応している場合がある
  • 助成金申請→社会保険労務士
    社会保険労務士:厚生労働省を提出先とする助成金の申請代行ができる唯一の士業

厚生労働省を管轄とする助成金の書類作成や申請代行は、社会保険労務士の独占業務となっています。それは、助成金が雇用保険料を財源とし、雇用関係や労働環境の改善に対して交付されるためです。社会保険労務士は、社会保険や労務に関する国家資格であり、厚生労働省の所轄でもあります。

ただし、士業にお願いすれば必ず採択されるのではありません。補助金や助成金の採択率はそもそもが決して高いといえないためです。士業ごとに得意な分野も異なります。専門分野や実績を確認し、依頼するかどうかをよく検討しましょう。

※補助金の申請代行は行政書士の独占業務ではありません。税理士や中小企業診断士、弁理士などの士業でも申請書類の作成・代行を行っている場合があります。
※申請書類の作成や手続きを代行できる士業の範囲は、補助金・助成金の内容によって細かく異なります。

補助金・助成金の申請に関する士業報酬の目安

●着手金あり
着手金:5〜10万円
成功報酬:補助金・助成金の交付額の10%程度

● 着手金なし
成功報酬:補助金・助成金の交付額の10~20%程度

テレワークの導入・運用について参考資料を見たい

テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン 厚生労働省
→テレワークの適切な導入方法や、テレワーク時の労務管理・安全衛生などについて参考になります。

テレワークセキュリティガイドライン 総務省
→テレワーク時の情報セキュリティに関する考え方や具体的な対策方法、トラブル事例まで参考できます。

テレワーク「モデル就業規則」~作成の手引き~ 厚生労働省
→テレワークの働き方に応じた就業規則のポイントがわかります。

テレワーク活用の好事例集 厚生労働省
→全国各社のテレワーク事例を知ることができます。

まとめ:相談窓口を活用してテレワークにまつわる疑問や悩みを解消しよう

テレワークの導入前や運用当初には、始める前・直後だからこその疑問・質問が湧いてくるものです。そうしたときのために、国や浜松市では相談窓口を用意しています。

テレワークの導入にあたって懸念点や不明点があれば、程度にあわせて各種窓口へ相談できるとよいでしょう。

  • 初歩的な質問・テレワーク全般に関して → テレワーク相談センターへ
  • 具体的な相談事項について → テレワークマネージャー相談事業へ
  • ITツール何でも相談会・各種セミナー → 浜松商工会議所へ
  • 補助金・助成金の申請について → 浜松商工会議所および浜松地域イノベーション推進機構へ

初歩的な質問から具体的な課題まで、ていねいに対応してもらえるはずです。新型コロナウイルス感染症対策のためのテレワーク支援が活発な今だからこそ、各種の支援策を積極的に活用しましょう。

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